給食室より

そら豆のさやだしのお手伝い

今日のおやつはなあに?

『心かよう給食で、丈夫な身体を作ってね』

保育園給食の外部委託がまかり通るような時代ですが、西七条保育園では「手づくり」でつくる過程を知らせながら、子どもの心に届く給食づくりを心がけています。子どもの食事を作るにあたって次のことを伝えています。

Ⅰ.うす味…赤ちゃんの時からうす味にして、素材そのものの味を味わう。和食を取り入れる。

Ⅱ.食べる意欲を大切に…赤ちゃんの時も、自分で持って食べられるようにスティック状にするなど、調理方法を工夫する。

Ⅲ.バランスよく食べる…1日、30品目を目標に旬のものを食材にする。好き嫌いをなくそう。

Ⅳ.噛む力をつけよう…繊維質たっぷりの野菜をつかう。奥歯でしっかりよく噛んで食べる。

Ⅴ.食事のマナー…三品交互に姿勢よく食べよう。家庭ではテレビは消して、楽しい雰囲気で食べよう。

Ⅵ.食べ物教育…材料を見たり、さわったり、時には料理を一緒に作って。食べる意欲につなげよう。

行事食

日々の給食だけでなく、行事の時には特別メニューの給食にしています。日本人が大切に伝えてきた、季節感や伝統を子ども達に伝えようと、心の通う食事づくりをしています。

○ お誕生日会…フルーツケーキ(夏はフルーツ寒天)
○ 4・5才夏合宿…カレーライス・サラダ・フルーツポンチ(子ども達が相談して決めます。)
○ うんどう会…「がんばってね」おにぎり「がんばったね」メダルクッキー
○ サンタのくる日…(クリスマス)洋風バイキング・クリスマスクッキー
 節 分…ポールウインナー・きゅうり・たくあんで細巻き寿司
○ ひなまつり…お内裏様とお雛様のひな寿司

クッキング保育

自分達で育て、収穫した野菜をクッキングします。苦手な野菜もパクパク食べられます。1才児から手先を使ってちぎったり、丸めたりします。2・3才児になれば、やれることも多くなって、ピューラーで皮むき、野菜やコンニャクを型抜きしたりと多彩です。4才になると包丁を使います。4・5才児は、園で作った献立をお家に帰って家族に教えてあげて一緒に作ります。

西七クッキングのいろいろ

園庭の畑に出来たズッキーニ

収穫したよ!

● 収穫したもので作ったもの
○ あんずジャム  ○さつま汁  ○スイートポテト
○ キウイジャム  ○焼きいも  ○よもぎ団子 ○レモンケーキ

● 子どもたちと相談して作ったもの
○ホットケーキ ○キャベツ炒め ○蒸しパン ○カレーライス
○カップケーキ ○具沢山汁 ○ピザ ○クッキー
○おだんごスープ ○クリームシチュー ○たこ焼き ○ポテトサラダ
○クッキー ○フルーツ寒天 ○りんごジャム

●給食室と作ったもの ○みそ ○梅干し ○梅ジュース

献立紹介  

「鶏ごぼう揚げの甘酢がらめ」

○材料(4人分)●調味料
○鶏肉1/2枚    (甘酢)
○ごぼう1本     ●酢 大さじ1
●小麦粉 大さじ2  ●濃口醤油 小さじ1
●卵 大さじ1    ●さとう 小さじ1
           ●だし汁 大さじ1
 


○作り方

①鶏肉は2㎝角切り、ごぼう3㎝長さの千切りにする。

②ボウルの中に①を入れ、小麦、卵を加えて混ぜ合わせておく。

③鍋に油を入れ火にかけ170℃くらいに温度を上げ、かき揚げのように揚げていく。

④甘酢をボウルの中に合わせておき、③が揚がったら中に入れ、漬けからめて出来上がり!

*鶏肉をミンチに変更してもOK!

*甘酢はそうめんつゆに酢と砂糖を加えても美味しく出来ますよ!